CQ誌3月号が届いていた。

 JF1RNR今井OMのトランシーバー製作の連載を楽しみにしている。前回あたりから、アカギスタンダードが何か良く理解できた。これまで、何度かこの言葉を目にし、いったいどんな標準なのか、これまで疑問に思っていた。今回は、アカギスタンダードトランシーバーの7メガCW版とその応用例があり、一台作って見たい衝動に駆られている。今井OMとは何回か交信しているので、その中にはこのトランシーバーがあるかも知れない・・・ この連載記事をまとめて、自作教本のような形で出版されるのを期待したい。

 モールス通信記事のところには、JA1DCL日野OMの懐かしいQSLカードの写真があった。アマチュア無線をはじめた頃に、高校のクラブ局に同じカードが飾ってあった。レシーバ(ヘッドホン)を耳にした子供が印象的でよく覚えている。日野OMが移動運用に使った真空管式ポータブルトランシーバー製作記事は大切に今でも手元に保存してあり、いつか部品を集めて同じようなものを作りたいと思っている。

 出版元のBLOGはこちら。
http://hamradio.cocolog-nifty.com/room/2005/02/cq_ham_radio_3.html
 ATUユニットのSWR検出部調整不能に陥ってしまった。T1を巻きなおしても、周りの部品の半田付け直しでも、この2日間進展がなかった。しかし、今夜、ダミーを変えてFWDとREFLの検出電圧をテスタで測定しながら、トリマーをまわしていたら、ヌル点があるではないか・・・・・K2内臓の電圧計は反応が遅かったのでヌル点を見逃していたようだ。

 組み立ては問題がなくて、単にトリマー調整がクリチカルだったのと、最近、購入した中古ヤエス製手動チューナーについていたダミーのSWRが悪かった。なれないものを使ってはならないと大いに反省。

 最後の部品である内部SPを取り付けてて全ての組み立てが完了した。
最後のステップとATUで約14時間ほど楽しんでしまった。製作開始から10日間でほぼ完成。ケースを組上げて、できる限り電源を入れて置いてエージングして、初期不良をクリアさせよう。その後、中途半端な調整もあるので、全体の再調整をしたら、本当に完成だ。
 神奈川支部新年アイボールパーティーに数年振りに参加した。JH8PHT/高崎さんのお誘いだった。抽選会ではスケルトン懐中電灯をゲットした。原会長が自分で引き当てた充電ドリルが当たってほしかった。

 帰り間際に、高崎さんがオークションで購入したHPのプロ仕様の電力計におまけでついていた頭にセットする拡大鏡を頂戴した。たぶん、当局が苦労してハンダ付けをしているを想像したのだろう・・・(苦笑)
 
JR1CHU/金重さん(1昨年のハムフェアでK1を見せてもらった)に、私のK2組み立てしていることを話すと、KX1を購入してあるが、手をつけないであると。どうしてK2なのかで、話が弾んだ。価格と性能を考慮すると自動時に、KX1⇒K1⇒K2に辿り着くと思うのは、当方だけだろうか?

 帰宅後、少し、酔いを覚ましてから、K2製作を続行、ATUユニットを完成させたが、SWR検出部の調整で迷路に入り込み、出口が見えない状態。マニュアルを読んでも、原因が不明・・・・・ 少し、時間を置いて頭を冷やすと、何かわかるかも知れない。
昨夜と今日でAssembly,Part III(送信部と7MHz以外のバンドパスフィルター部)にあわせて、160mオプションがほぼ完成した。160から10mの全バンドで10Wほどの送信出力を確認できた。残すは内臓ATUユニット組み立てと最終調整だ。頂上はもうすぐ・・・・・・ 試しに、7メガの移動サービス局を読んだら返事があった。

◆今日の交信
JM4NUD/4 7CW MY529/HIS599
JE2OOQ/SO2005/2 MY599/HIS599

追記: このK2で中波放送のJORF、ラジオ日本(昔のラジオ関東)を聞きながら、この日記を書いている。ゼネカバ受信になっていないが、1.8メガ帯のバンドが1400KHZ辺りまで、伸びているの受信可能だ。LSBで聞いているが結構いい音で聞こえる。その昔、多摩川の河川敷にある送信アンテナをよく眺めていたので、JORFのIDを聞くと少し懐かしい。
ホームページはこちら、http://www.jorf.co.jp/

追記(2):自転車でチュニスからチュニジア南部にあるジェルバ島(約600km)への旅行したことがある。この島のAJIM港へ向かう、大陸側のフェリー発着所の地名がJORFだった。ラジオ関東のIDと同じだったことを思い出した。地図にはDJORFとDが付いている。URLはこちら。
http://www.lib.utexas.edu/maps/africa/tunis_1969.jpg

 フェリーとローカルの人の写真は、こちらのURLから。
http://www.jakopin.net/primoz/slike/Tunis_2004_6/Tunis_2004_6_IV.html

追記(3):JR貨物のロゴ(JRF)を目にするたびに、チュニジアとラジオ関東のJORFを連想してしまう・・・・
 10日は子供の成人式があってばたばたして、製作にかける時間が少なくなってしまった。約14時間かけてAssembly, Part II(VCO部と受信部)の組み立てと調整が完了した。
 
 マニュアルの読解力不足でVCOの調整に手間取った。マニュアルでは、取り付けないコンデンサーがあるが、基板と回路図には存在するので、ためしに追加したが変化なしだった→だから、マニュアルでは抜かしたのだと納得。初めての印象は受信雑音が少ないのと、素直なCW音は好感が持てる。

 これで7MHzシングルバンド受信機として動作するのでアンテナをつなぐと北米が数局聞こえた。今夜はコンディションが良いみたいだ。

 基本キットで残すは、RFボードのAssembly, Part III(送信部と7MHz以外のバンドパスフィルター部)だけになった。無事完成することを祈ろう。

 V85SSの空振りCQも聞こえている・・・

追記:インターネットでK2組立の参考ホームページを探していたら、
藤末さんの日記に辿りついた。K2の記事はなかったが、お元気な様子がうかがえた。彼の日記はこちら。
http://www.d-b.ne.jp/~ja6lzg/
 ようやく、8日から製作を開始した。約10時間をかけてステップ1(Assembly, Part I)を終了した。前面パネル、ケース全体が組みあがったので、だいぶ無線機らしくなってきた。

 電源投入で煙が出なかったので一安心。ATT回路リレーの足(コイル)の半田つけがもれていて、動作しなかった。回路図をみてすぐに発見。

 失敗は、ケースの上部+背面カバーの塗装マスキングテープを全部はがしたら、オプションでつける部品(PC制御用のコネクタ等)の穴が開いてしまった。自分が購入したオプションをつけるところだけを剥がせば良かったようだ。少し見栄えが悪くなるが、放熱がよくなった前向きに考える・・・(苦笑)

K2届く!

2004年12月13日 無線機自作
 待望のK2が届く。渡米したあるOMに購入してもらった。

 基本セットに内蔵ATUと160mバンドのオプションを追加した。SSBユニットは今回予算の関係から省いた。分厚いマニュアルを読むのが苦労。マニュアルの書き方は自作経験者向けだと思う。図が少なく、言葉での説明が多い。

 トランシーバー基本セットは3枚の基板に収まり、コネクタで直接相互接続できるようになっていて、基板間の配線がほとんど無いように考えられた設計になっている。受信特性が良いとの評判なのは、シングルスーパーなので、素直な特性が出ていると推測する。

 この正月が製作の山になりそう。

メーカのホームページはこちら。
http://www.elecraft.com/
昨日、川崎のサトー電気でTA7796Pを使用したキット(1450円)を購入した。SSB用にバンド中心周波数を変更して、製作する。先月のCQWWPHでW2IHY製とファインオーディオ製のエコライザーを使ってガンガン交信している二人のOMをを見て威力を実感した。確かに、同じ設備なのに呼ばれ方が違っていた!! 下手なリニアアンプより効果的かも・・・? 気分的に違いがあるだけでもOK。

●オリジナルバンド中心周波数
110Hz
340
1,100
3,400
11,000

●変更後
(少ない変更で簡単にHiFi用からSSB用になるか?)
110Hz
340
1,100
2,200(1,100HzのCR定数を半分する)
3,400

◆今日の交信:なし
2、3年前のハムフェアで購入したBASキーヤ-(JA4BASのオリジナルキット)を組み立てた。しかし、コールサインを4,5回打つと止まってしまう現象発生。ソフトのバグか? 少し時間が立っているがBAS・斎藤OMに問合せたい。ケースに入れるかどうか思案中。
 鎌倉市関谷の移動地で約1時間の10MHz 10メガCW トランシーバーで移動運用した。

 これまで、8/12 初運用で6局(名瀬中学近く)、8/14 鎌倉市関谷で13局、8/31 同じく関谷で20局の交信ができた。

 今回から終段は2SC1957から2SC2053(Pc600mW)に変更し、TRもQRPにふさわしいものとなった。

 サイドトーンは改良の余地が大いにあり。このトランシーバーで100局位は「がんばる」必要あり。
 午後は10メガトランシーバを製作。夕方、サトウ電気(小机)に不足部品を購入へ出かけた。

 隣のラーメン屋を試食、並の味。

 夜は、深夜まで製作を続行した。受信部はほぼ形になったので、送信部と組み合わせて調整段階へ。夏休みには、福島へこのトランシーバで移動運用をしたいものだ。

 21DSBトランシーバーを製作して以来、次はいつも電波をだしている10メガ帯のトランシーバーを作りたいと考えていた。
 JA6ZZ/帯屋OM、JH6AAM/金丸OM 横浜のJA7FYFです。大変ご無沙汰しております。突然ですが、お元気でしょうか?金丸さんのホームページは時々みているので、ご無沙汰している感じはありません・・・・Hi 
 さて、今回添付した写真のとおり、先にご指導いただいた21メガDSB機の製作経験を生かして、10MHz CWトランシーバーがほぼ完成したので、お知らせします。部品は先に製作した21メガDSBのあまりを利用しました。回路はJARL QRPクラブ会報にJF1RNR、今井氏が発表した18MHz CWトランシーバーものと、21メガDSBの回路を組み合わせました。

概要は?送信部はミズホのQRP7メガ送信機を10メガに改造1ワットくらいの出力?、部品は21DSBと全く同じだったので送信部を自分で組み立てても良かったのですが、記事では21メガ送信機を18メガに改造したとあったので、競争意識から、7メガを10メガ送信機に改造しました)

?受信部はRF1段(2sk241)+SN16913+LM386ロングワイヤアンテナでも、十分に国内の交信が聞こえるので感度は十分です) 

?VXO部:21メガDSBの水晶を10.140Mhzに変更 

?送受信切替部:ダイオードを使ったJF1RNR/今井氏の回路 

?基板と周辺:21メガDSBの手法を取り入れましたというと聞こえが良いですが、「そのまま真似させていただきました」。

まだ、交信には至っていませんが、来週の夏休み期間中にはフルサイズのアンテナと組み合わせて運用実績を作りたいと考えています。まずは、ご報告とご機嫌伺いまで。